期間と予算

家づくりの期間について

初めてお会いしてから完成するまでの期間はおよそ10ヶ月〜です。
基本設計に約2ヶ月、実施設計に2ヶ月、工事見積に1ヶ月、工事期間に5ヶ月の計10ヶ月となります。
※計画の規模、構造などにより期間が変わります。

予算ついて

総予算=1:工事費+2:設計監理費+3:その他の費用
1:工事費

建築工事 給湯機器 衛生設備(トイレ・洗面化粧台等) 冷暖房設備 照明設備
カーテン・ブラインド工事 造作家具
駐車スペースの土間コンクリート 造園工事費 等

プランや、仕上げの種類、施工面積により、坪単価には幅があります。
これまでの設計事例から50万円~70万円/坪(税込み)程度となっています。
※概算工事費を検討するための床面積算定によって概算します。

2:設計監理費

設計監理費は工事費の10%を目安にお願いしています。
庭に植える植栽などの造園計画や、新規で購入する家具などの提案・アドバイスも行ないます。

3:その他の費用

地盤調査費 地盤改良費 地鎮祭・上棟費 確認・完了申請料 銀行融資関係費
火災保険料 新規家具購入費 新規家電購入費 引越し費用など

※基本プランの提案時に、概算金額を一緒に提示します。

設計の進め方

『現状の把握』どんな状態にあるのか、これから何を準備していかなければならないかなど、家づくりに対しての様々な不安があると思います。
現時点の状態を把握するためにも、まずは、お気軽にご相談下さい。


『基本プランの作成』現状把握ができた時点で、家づくりに対する想いや希望などを細かくヒアリング打合せします。その打合せをもとに、複数の基本プランを作成いたします。


『プランの絞込み』住まいのカタチが具体的になっていくことで、できることとできないことも明確になってきます。
多くの要望にに対して順位をつけていくことによって、なにを重視しているのか、何が必要ではないのかを、あらためて見つめ直すことによってプランを絞込んでいきます。。


『模型作成』自分たちの生活を想像しやすくするために、模型を作成します。立体的に把握することで、「光・風・緑」「積雪・コスト・隣家との関係」について、外観を含めて打合せします。


『設計監理契約』基本計画が整ったこの段階で、設計監理契約をします。ここから、本格的な設計に入っていきます。より具体的な希望を整理し、構造チェック、設備チェック、材料選定の打合せをしていきます。実際の材料や家具、コストをトータルに考えながら、施工方法も含めて、詳細に進めます。


『見積、工事契約』実施設計が完了すると、より具体的な建設コストの決定のために、見積り、業者の選定をします。
この見積りの内訳内容を十分に検討し、適正な価格であるかを査定し、設計変更も実施した上で、全体コストとの調整をします。完成日や支払い条件も含め、施工業者と工事契約をします。


『工事監理』設計監理者として、図面に示されている内容、仕様の通りに、正しく施工されているかを、厳しく監理していきます。この工事監理がとても大切で、BGM建築設計では、「設計」とともに「工事監理」を最重要の責任として行っていきます。


『新しい生活』希望のつまった住まいが完成すると、新しい生活が始まります。
設計監理者として、家づくりに関わったすべての人々と協力し、メンテナンスを含め、末長いおつき合いをさせて頂きます。


設計の考え方

『生き生きとした生活』のために住まう人の生き生きとした生活を支えるために、「光・風・緑」という要素を大切に考えています。


『開かれた場所』を取入れる光、風、緑の入口として、将来における拡張性として、また家族のコミュニケーションのスペースとして、『開かれた場所』を住まいに取入れます。


『~がしたい』から住まいを構築するごろんとしたい、落着きたい、機能的にスムーズにしたい、など、生活行為の希望を打合せしながら、その人らしい住まいをつくりあげていきます。


『長く住まう』ことを可能にするために建築の技術的なハード面と、生活スタイルを持続させるというソフト面を満たすことが、『長く住まう』ことのコツです。
カタチを設計するのではなく、理想の生活を促すことができるように、現在の生活をよく見直すことが大切です。


『理想の住まい』とは単なる商品としての家は、完成の時が一番よく、時間の経過とともに劣化していきます。
わたしたちは、生活を重ねるとますます愛着の出る、家族とともに成長していくような家づくりを目標に努力をつづけています。